非電解質水溶液の音波吸収機構について
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概要
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久保の揺動散逸定理に基づき、濃度の拡散方程式を用いて濃度ゆらぎから構造緩和の緩和時間の分布関数を導入し、非電解質水溶液の音響緩和を記述した。我々の音響緩和式に含まれるパラメータ数は4個であった。1-プロパノール、t-ブタノール、モノブチルトリエチレングリコール水溶液において他のモデルと比較して最も良く適合した。非電解質の疎水性・親水性の性質は緩和時間の分布関数から説明される。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-02-21
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