超磁歪振動子の等価回路解析

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概要

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近年, 超磁歪材料を用いた応用研究がなされている. 超磁歪材料は大ひずみを有し, 低ヤング率な能動素子であることがこの材料の特徴であるが, 磁歪及び磁化に大きなヒステリシスがあるために励振振幅に対して非線形な特性となる. そこで***においでは, コイルに入力する励振電流を可変とした時のインピーダンスを測定し, 動インピーダンスを用いた等価回路解析を行うことによって超磁歪材料の非線形特性を測定した. その結果, カ係数, コンプライアンス, 等価機械抵抗といった等価回路定数を励振電流の関数として導くことができ, 励振振幅の大きな条件下で各等価回路定数が大きくなることを確認した. さらに電気機械変換効率も, 励振振幅の大きな条件でより大きくなり, 90.7%に達した.
社団法人電子情報通信学会の論文
1996-08-29

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