血管モデルにおける界面活性剤マイクロバブルの散乱パワーへの影響
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概要
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マイクロバブルは超音波散乱が優れていることから、超音波造影剤として非常に有効である。しかし、人体内で実際に使用する際に、その寿命が短いことが大きな問題となっている。そこで、本研究ではマイクロバブルの血管モデル内圧力による影響を血管モデルシステムを作製し、それを用いて検討した。実験材料として界面活性剤ラウリン酸ナトリウムマイクロバブルを選択した。実験の結果、血管モデル内圧力が高くなるとマイクロバブルからの散乱による周波数スペクトルの全体レベル及び散乱パワーが低下することがわかった。この原因として、マイクロバブルが圧力により消滅し、その個数が減少したためと推定できる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-05-23
著者
-
スタント カワン
桐蔭横浜大学工学部・工・医用工学科・先端医用工学センター(bme Center)桐蔭人間科学工学センター(hustec)
-
斉藤 智宏
桐蔭横浜大学・工学部, 先端医用工学センター
-
奥島 基良
桐蔭横浜大学、工学部、桐蔭人間科学工学センター(HUSTEC)
-
斉藤 智宏
桐蔭横浜大学・工・医用工学科 先端医用工学センター(bme Center)
-
斉藤 智宏
桐蔭横浜大学・工・制御システム工学科・医用工学科・先端医用工学センター (bme Center) 桐蔭人間科学工学センター (hustec)
-
スタント カワン
桐蔭横浜大・工・医用工学科
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