擬似生体組織中の散乱体による音響特性への影響
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概要
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超音波診断装置は医療現場で頻繁に使用されており、生体への影響が議論されている。超音波が生体に及ぼす影響を調査し、超音波の安全性について検討する必要がある。超音波が生体へ及ぼす主な要因として熱作用がある。熱作用は温度上昇を引き起こし、生体へ影響を及ぼすと言われている。我々は寒天製の擬似生体組織を製作し、音響特性と超音波照射による温度上昇の測定を行ってきた。寒天のみで製作した擬似生体組織は減衰定数が人体のそれと比較すると非常に小さい。散乱体(微粒子)を混入することにより音響特性を人体に近い値へとコントロールし、混入させる散乱体(微粒子)の種類とその濃度による音響特性の変化を測定し検討を行った。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-04-25
著者
-
スタント カワン
桐蔭横浜大学工学部・工・医用工学科・先端医用工学センター(bme Center)桐蔭人間科学工学センター(hustec)
-
斎須 善文
精電舎電子工業株式会社
-
奥島 基良
桐蔭学園横浜大学工学部、桐蔭人間科学工学センター(HUSTEC)
-
奥島 基良
桐蔭学園横浜大学
-
斎須 善文
桐蔭横浜大学・工学部 桐蔭人間科学工学センター
-
スタント カワン
桐蔭学園横浜大学・工学部、桐蔭人間科学工学センター (HUSTEC)
-
斎須 善文
桐蔭学園横浜大学・工学部、桐蔭人間科学工学センター (HUSTEC)
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