コーティング膜を有するマイクロバブルの非線形応答特性 : 実験及び解析による検討
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概要
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微小気泡造影剤の非線形的挙動に基づく高調波超音波を利用した超音波血管造影システムをの構築をめざし,その基礎検討として超音波造影剤の長い気泡寿命を確保するためのコーティング膜の影響,気泡の粒径分布や空間分布のランダム性を考慮した上で,気泡群にパルス超音波を照射した場合の非線形応答特性を理論的,実験的に検討し,その結果を比較した。両者を比較すると,実験結果,解析結果に表れる基本波成分と高調波成分の割合(第2高調波発生効率)はほぼ同様であり,本報告で採用した解析方法により微小気泡超音波造影剤の高調波発生の様子をほぼ表現できることがわかった。実験中,約8分間以上にわたり継続的に高調波成分を観測できた。
- 1997-05-23
著者
-
竹内 真一
桐蔭人間科学工学センター (HUSTEC), 桐蔭横浜大学工学部
-
スタント カワン
桐蔭人間科学工学センター (HUSTEC), 桐蔭横浜大学工学部
-
奥島 基良
桐蔭人間科学工学センター (HUSTEC), 桐蔭横浜大学工学部
-
スタント カワン
桐蔭横浜大学工学部・工・医用工学科・先端医用工学センター(bme Center)桐蔭人間科学工学センター(hustec)
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