磁気ディスク用サンプルドサーボ同期系の検討
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概要
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磁気ディスクドライブにおいて、クロックマークやトラックマークがディスク基板上にあらかじめ高精度のエンボスで形成されたディスクを用いて、サンプルドサーボ方式を純然たる磁気再生によって実現した。主クロックはディスク基板上に物理的に形成したクロックマークに同期するPLLで生成し、サーボとデータ復調系に供給した。1個,1周のホームインデックスと60個/1周のフレームインデックスにより、このPLL系はあたかもディスクと同軸のロータリエンコーダとして動作する。同じくエンボスで形成されたトラックマークと併用すると、ディスク表面上の任意の位置で絶対番地が1ビット単位でデコードできる。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-05-19
著者
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武田 立
ソニー
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山本 則行
ソニー総合研究所
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田中 彰二
ソニー総合研究所
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世古 悟
ソニー総合研究所
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富崎 止
ソニー総合研究所
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武田 立
ソニー総合研究所
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世古 悟
ソニー株式会社コンポーネントカンパニーデータストレージ部門
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富崎 止
ソニー
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