縦形MRヘッドを用いたエンボス位置決めマークの再生信号品質の評価
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概要
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ハードディスクの高トラック密度化をねらいに、サーボパターンがディスク基板上にあらかじめエンボスで形成されているPre-Embossed Rigid Magneticディスクの再生位置信号品質を評価した。再生されたエンボスマークの振幅は磁気記録されたサーボマークの-2dBだったが、位置信号に変換した後ではS,N=30dBを確保できた。エンボス自身の位置バラツキに起因するノイズ成分は0.01μm以下であった。1周当りに必要な最小サーボサンプル数も考察した。この信号を用いることにより、5μmのトラックピッチに対して位置決め誤差0.5μm(o-p)程度が実現できる。
- 1993-05-19
著者
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武田 立
ソニー
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石田 武久
ソニー総合研究所磁気技術研究部
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世古 悟
ソニー総合研究所
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武田 立
ソニー総合研究所
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世古 悟
ソニー株式会社コンポーネントカンパニーデータストレージ部門
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大貫 善数
ソニー株式会社コンポーネントカンパニーデータストレージ部門
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飯田 道彦
ソニー総合研究所磁気技術研究部
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大貫 善数
ソニー総合研究所磁気技術研究部
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岡本 敦雄
ソニー総合研究所磁気技術研究部
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