ディスク偏心量の時間軸計測とPLL高精度化への応用
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概要
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磁気ディスクドライブにおいて、あらかじめクロックマークやトラックマークが形成されているディスクを回転軸にクランプした時に生じる、トラック中心と回転軸中心とのずれ(偏心)に起因するクロック時間軸変動を解決した。ディスクドライブ内で偏心量を時間軸計測し、補正値を算出して記憶し、PLLにフィードフォワード補償することにより高精度な同期クロックを生成する方法を実現した。特に、計測では低分解能・低ビットカウンタを用いても高精度な計測結果が得られることを実証し、さらに偏心補償注入では、時間軸変動のヘッド走行半径依存性も解決した。
- 1993-05-19
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