高確度光周波数計数の為の波長変換
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
我々は分光、コヒーレント光ファイバ通信等にとって有用である、1.5μm帯高確度周波数基準の新しい作成法を提案し、基礎実験を行った。我々のシステムでは2種類の安定化He-Neレーザを1次周波数基準に用い、波長変換及び光位相同期によって1.5μm帯半導体レーザを制御し、周波数確度10^-10>が期待できる。また、このシステムにより同時に1.06μm帯にも同等の確度の周波数基準を得られる。今回の報告ではシステムの一部である、LiNbO_3結晶を用いた和周波数と0.63μm帯He-Neレーザとの位相同期を行い、この方法で作成した周波数基準が充分な性能を得られることを示した。
- 1993-06-18
著者
-
中川 賢一
東京工業大学総合理工
-
大津 元一
東京工業大学
-
興梠 元伸
株式会社光コム
-
興梠 元伸
東京工業大学総合理工学研究科
-
淡路 祥成
東工大総理工
-
興梠 元伸
東京工業大学 総合理工学研究科
-
淡路 祥成
東京工業大学総合理工学研究科
関連論文
- コヒーレント光周波数掃引用有機非線形ファイバー
- GaAs横方向P-n接合の近接場光学顕微鏡による発光特性評価
- 近接場光学顕微鏡による量子ナノ構造の極微小領域光物性の観測
- C-4-28 Fabry-Perot電気光学変調器と光フィルタを用いる10GHzピコ秒光パルス列発生(C-4.レーザ・量子エレクトロニクス,一般講演)
- 光ファイバプローブを用いた nm オーダ領域での無電解ニッケルめっきの析出挙動
- アセチレン分子の飽和吸収を用いた光通信帯での高精度波長標準器
- 27p-YQ-14 アセチレン分子の振動回転遷移にもとづく光通信帯の高精度周波数標準
- 高確度光周波数計数の為の波長変換
- SC-4-6 広スパン光周波数コムの発生と応用
- 光ファイバの自己位相変調を利用した広スパン光周波数コムの発生
- 近接場光によるナノ領域堆積
- 近接場光によるナノメートル寸法物質の堆積
- 化学エッチングに基づく石英系光ファイバの評価法
- 2μm帯Tm:YAGレーザの基礎特性
- 光近接場による原子の偏向と検出
- 光近接場を用いた原子の誘導
- 3p-X-6 半導体レーザーの性能向上とその分光計測への応用
- 5p-E5-8 半導体レーザーによるNH_3分子の近赤外レーザー分光
- 5p-E5-8 半導体レーザーによるNH_3分子の近赤外レーザー分光
- 27a-QF-4 光音響分光法による高振動励起状態の研究 (III)
- 27a-QF-3 NH_3分子の高振動励起状態(VIII) : 衝突緩和過程
- 3p-T-8 光音響セルを用いた高振動励起状態の研究
- 3p-T-7 NH_3の高振動励起状態 (VI)
- 3p-T-6 NH_3分子の高振動励起状態 (V) : スペクトル解析
- 5p-N-3 NH_3分子の高振動励起状態(II) : 衝突緩和
- YBa_2Cu_3O_薄膜を用いた光検出
- パターン化されたYBa_2Cu_3O_薄膜の非平衡な光応答
- InGaAs単一量子ドットの近接場分光
- 29p-YP-4 C_2H_2分子の1.5μm振動帯の高精度周波数測定
- 近接場光学とその光メモリへの応用
- 近接場光学とその光メモリへの応用
- 共振型光ファイバ・ジャイロの研究
- 近接場光学顕微鏡用高効率プローブの開発
- 導波路型光周波数コム発生器を用いた周波数リセッタブル光源の開発
- 近接場光学用プローブの作製法(近接場光学の最前線)
- 飛行時間(TOF)計測の性能を飛躍的に向上させる光コム干渉技術
- ファブリ・ペロー電気光学変調による光周波数コム発生器
- 通信帯での光周波数コム (第19回センシングフォーラム--センシング技術の新たな展開と融合 資料) -- (セッションTC3 精密光周波数計測技術--先端電子計測部会企画)
- 全電気的連続周波数可変外部共振器型半導体レーザー : 光周波数シンセサイザー実現へ向けて
- 広スパン光周波数コムの発生と応用
- 光領域の周波数コム発生器
- 光コム発生器
- シュタルク吸収線による導波路型CO2レーザーの周波数安定化と掃引
- レーザー周波数安定度, 再現性向上のための分光的手法
- 3.51μm He-Xe レーザーの発振特性 : ファブリー・ペロー共振器型および導波路型
- シュタルクスペクトルを用いた高分解能分光用周波数安定化レーザー
- 近接場光とは何か
- 4-2 ナノフォトニクス : 4.ナノオプトロニクス(ナノテクノロジーの光とエレクトロニクスへの応用)
- ナノフォトニクス(ナノテクノロジー)
- 近接場光学研究グループ
- 光による原子レベルの測定と制御
- 近接場光を用いた原子の制御