直交形トランスによる複合制御方式複合共振形コンバータ回路(2)

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概要

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商用交流電源で動作する電圧共振形コンバータによるソフトスイッチング電源の実用化例は非常に少ない。近年、高耐圧のスイッチ素子は特性の改善が図られており、従来より高周波化による小形・軽量化と電力変換効率の向上が期待できる。そこで、最大負荷電力の増加を図るため1次側を電圧共振形コンバータ、2次側を電圧共振回路あるいは電流共振回路を結合した複合共振形コンバータ回路を構成した。直交形フェライトトランスによる定電庄制御は従来の1次側スイッチング周波数制御とスイッチ素子の導通角制御を同時に行なう複合制御方式を構成した。実験の結果、従来より小形・軽量化が図られて、最大負荷電力の増加と効率が向上する良好な結果を得た。
1999-05-17

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