講演の要約筆記における要約の手法
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概要
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1999年11月に通信・放送機構渋谷上原リサーチセンター主催で開催された「聴覚障害者のためのテレビ字幕制作に関する国際ワークショップ」における講演者の発表は、その場でリアルタイムに要約筆記者によって要約筆記された。このワークショップでの講演のうち、要約率の違う3件の講演を選び、発表の書き起こしと要約筆記結果を比較することにより、使用されている要約手法に差が見られるかどうかについて調査と分析を行った。その結果、要約をあまり必要としない場合は、単語・語句レベルでの要約手法が用いられ、要約の度合いが大きい場合は、単語を超える範囲、節から文までのより広い範囲を対象とした要約なされていることが判明した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-08-17
著者
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和田 裕二
通信・放送機構渋谷上原リサーチセンター
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浦谷 則好
通信・放送機構(TAO)渋谷上原リサーチセンター
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福島 孝博
追手門学院大学
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福島 孝博
通信・放送機構:追手門学院大学
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浦谷 則好
Nhk技研
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浦谷 則好
通信・放送機構 渋谷上原リサーチセンター:nhk放送技術研究所
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