金属板挿入による多周波共用電波吸収壁の開発(光・電波ワークショップ)
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概要
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近年,無線LANに代表されるように,室内でも無線技術が使用されるようになり,周波数帯も複数(無線LANでは2.4GHz帯と5.2GHz帯)が使用されている.これに伴い無線機器相互間での,電磁環境問題が深刻化し,その対策が検討されている.その一方策として室内用電波吸収壁が種々提案されている.複数の吸収ピーク周波数をもつ電波吸収壁は特性の異なった吸収体を数層重ね,厚みのある吸収壁が従来実現されて来た.本報告では,1層電波吸収壁と反射板との間にスペーサを設け,その中間に大きさの異なるパッチ状の金属板を同一平面状に周期的に挿入することにより厚みを増さずに多周波へ対応できる吸収壁の実現について述べる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2004-07-14
著者
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岡野 好伸
武蔵工業大学
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安部 實
武蔵工業大学電子通信工学科
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安部 實
武蔵工業大学工学部電子通信工学科
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谷 真佐人
大塚化学株式会社
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安井 裕史
武蔵工業大学工学部電子通信工学科
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岡野 好伸
武蔵工業大学工学部
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安部 實
武蔵工業大学工学部
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