冗長論理回路のテスタビリテイ評価尺度に関する一考察(ディペンダブルコンピュータシステム及び一般)
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概要
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テスト容易化設計技術がこれまでになく重要な課題になっている.テスタビリティの評価尺度はひとつの重要な指標である.従来は可制御性,可観測性さらには確率に配慮して出力にした回路のクラス分けが行われてきた.他方で,CCFを前提として設計分散の計量化を行う手法も提案されている.本研究では符号語,非符号語を定めているという意味で冗長性を有する論理回路を対象として故障をクラス分けすることによるテスタビリティの計量化を試みた.FS, ST, TSCの概念を満たすか否かに配慮し,尺度が1となる場合は従来のFS, ST, TSCに一致する.今回は二重化した回路でのCCFについて論じる.
- 2004-04-09
著者
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高橋 隆一
広島市立大学情報科学部情報工学科
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高橋 隆一
広島市立大学情報科学部
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土居 将人
広島市立大学情報科学専攻
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土居 将人
広島市立大学:(現)technocrats
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高橋 隆一
広島市立大学情報科学研究科情報工学専攻
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