貪欲法に基づくバースト消失通信路に適したLDPC符号の構成法

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概要

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本稿では、貪欲法に基づくバースト消失通信路に適したLDPC符号の構成法を提案する。 LDPC符号のバースト消失訂正能力は、その符号のストッピングセットの配置により決まるため、検査行列の列順序に強く依存する。提案法は、与えられたLDPC符号の検査行列の列順序を適切に並べ換えることにより、元の符号のバースト消失訂正能力の向上を目指す手法である。実験の結果、提案法により、多くの符号において最大訂正可能消失バースト長(L_<max>)が改善されることが確認された。例えば、MacKayにより構成されたレギュラーLDPC符号(符号長1908,検査記号数208)のL_<max>は142であったが、この符号をもとに提案法により生成された符号のL_<max>は172となった。
社団法人電子情報通信学会の論文
2004-09-10

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