低密度パリティ検査符号と繰り返し符号を用いた磁気記録用信号検出方式の検討

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概要

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LDPC符号と繰り返し復号をハードディスク装置に適用することを検討している。パーシャルレスポンス方式との組み合わせに適したLDPC符号のH行列について考察し、その考え方に基づいたH行列を簡単な回路で構成する手法を提案している。また、回路化が容易な復号方式として、DAE(Decision Aided Equalizer)を用いた繰り返し復号方式を提案している。計算機シミュレーションにより、提案したH行列構成手法の有効性を確認している。また、復号方式においてSOVAをDAEに置き換えたことによる性能劣化は十分に小さく、PRML方式と比較して2.5dB程度の性能改善が得られることを明らかにしている。
社団法人電子情報通信学会の論文
2002-12-05

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