妥当でないXMLデータに関する最適な構造変換を求めるための一手法(インターネット環境のコンテンツ技術及び一般)
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概要
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DTDに関して妥当でないXMLデータを最小のコストで妥当なものに変換することを考える.XMLデータの変換は,XMLデータを表す順序木に対して(1)頂点の追加,(2)痕点の削除,(3)頂点のラベルの更新,という3種の操作を適用することにより行う(各操作にはコストが付与される).本稿では,まず,妥当でないXMLデータを妥当なものに変換する最適な操作系列のコストを求める多項式時間アルゴリズムを示す.次に,頂点nに対する操作コストがn以外のものに依存すると仮定した場合,妥当でないXMLデータを妥当なものにコストK以下で変換可能か否かを決定する問題が強NP完全となることを示す.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2004-05-31
著者
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