サマリの概念によるアドホックグループ上でのコンテンツ多目的集約機構(コンテンツ処理)(「夏のデータベースワークショップ(DBWS2003)」一般)
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概要
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本稿では,ピアツーピア通信プロトコルを基に生成されたアドホックグループ上での多目的コンテンツ集約機構を提案する.ここでは不特定の複数人がワイアレスデバイスを持ち寄ってマルチメディアコンテンツの共有を行うシナリオを想定している.このため,各ピアが持つコンテンツのメタ記述としてサマリの概念を導入し,各情報資源がサマリでラップされている状況を想定する.ここでは,拡張RSS書式によるサマリの記述形式またその出版機構,ピア間の問い合わせ機構などの仕様を与える.アドホックグループ生成に関しては,ワイアレス通信を基盤ネットワークとして用いて,その上にオーバーレイされたコンテンツベースのネットワークを動的に生成することができる.我々の環境では,各ノードは利用者,プロバイダの両方の役割を果たすという意味で対称的に稼働する.利用者は,アドホックグループ上で所望のコンテンツを問い合わせ,集約することができる.さらに,Bluetoothネットワーク上に動的に生成されたグループのプロトタイプシステムを示す.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2003-07-09
著者
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