OpS-NE間インタフェースへのオントロジマッピング適用に関する検討

概要

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近年のWWWの発展に伴い,小規模分散かつ多様なシステムが保持するデータヘの柔軟なアクセス・連携・管理を実現する事が重要となっている.しかしながら, Webサービス等の現状技術では,システム間の連携を行う際,システムIFを標準的な形式に整形し直す必要がある事等,システム間IFに課題を残す.そこで,本研究では,システムIFをオントロジを用い表現し,オントロジ間のマッピングを行う事で,柔軟なシステム連携の実現を試みる.具体的には,語彙レベル・トポロジーレベル両面から,複数オントロジ間のマッピングを半自動的に実現する手法を提案する.また,オントロジ間で形成される写像関係を中間オントロジとして学習する事で,マッピングの容易化を試みる.更に,提案手法をNW情報管理システムに適用する事を試み,NEの持つ管理情報IF間の差異を,中間オントロジとして,半自動的に吸収する本で,管理情報への柔軟なアクセスの提供と開発コスト削減の可能性を論ずる.
社団法人電子情報通信学会の論文
2004-01-15