ISO/IEC TR15504PPAを用いたソフトウェアプロセスアセスメントの適用評価
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概要
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米国の調達に使われているプロセス改善モデルであるソフトウェアCMMの普及やISO/IEC TR 15504の国際標準化の動きを受け,国内でもソフトウェアプロセスアセスメントヘの関心が高まっている.これまで国内では米国で開発されたCMMによるアセスメントが主流であったが,今回国内で初めてPPAをもちいたアセスメントを実施した.PPAはCMMと比べてよりビジネス志向に開発されたものである.将来,電子政府における政府調達にISO/IEC TR 15504の活用が実現する場合においても,これと両立性のあるアセスメントモデルを国内で初めて公式適用した意義は大きいと考える.本稿ではPPAとは何か,PPAとCMMとの違い等を述べ,PPA適用事例を提示した上で,PPAアセスメントが国内で有効であるとの評価結果を得たことを報告する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2002-06-06
著者
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