超並列プロセッサ方式サイクルベースシミュレーション専用ハードウェアSAHARAのアーキテクチャ(計算機システム)
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概要
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本論文では,数千万ゲートクラスの大規模論理回路を対象とした高速シミュレーション手法と,それに基づく大容量・高速論理シミュレーション専用ハードウェアSAHARAのアーキテクチャについて提案する.近年のシステムLSIの大規模・高性能化と製品開発期間の短期化に伴い,製造前の徹底した論理検証が新製品開発において必須となっており,システムレベルの高速な論理シミュレーションが求められている.本提案のSAHARAは,ブロック化した回路モデルを専用プロセッサで並列処理することによってシミュレーションの対象回路の大規模化と高速化を実現する.また,0.18μm CMOS LSIテクノロジーによるアーキテクチャの実装シミュレーションに基づいて,数千万ゲート規模の論理回路に対して最大1M CPS (Simulation Clock perSecond)以上の処理速度を実現し得ることを示す.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2003-10-01
著者
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小松 裕成
富士通株式会社サーバシステム事業本部テクノロジ開発統括部
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小松 裕成
富士通株式会社コンピュータ事業部
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浜村 博史
富士通株式会社生産技術本部
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持山 貴司
富士通株式会社コンピュータ事業部
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持山 貴司
富士通株式会社
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小松 裕成
富士通株式会社 サーバシステム事業本部
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