最先端高性能計算機開発における設計支援技術 : 限界性能を引き出すEDA技術(<特集>システムLSIの設計技術と設計自動化)
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概要
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本稿では,富士通(株)における高性能メインフレームの限界設計を支えた先端のEDA(Electric Design Automation)技術について,世界最初のLSIメインフレームが誕生した1970年代から90年代に至る約30年間の主な開発を述べる.現在のCMOSLSI設計で直面している設計問題の多くは,ECLLSIの時代にも存在し克服されてきた問題でもある.ますます大規模・高性能化するシステムLSIに向けた設計手法あるいはEDA技術の今後の技術革新のための示唆として,高性能メインフレームの開発において直面した主な設計上の技術的問題と先端EDA技術によるブレークスルーを中心に述べる.また,つねに重要課題であった大規模システムの論理検証技術の開発について述べる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2002-05-15
著者
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