半導体光増幅器を用いた波長チャネルのデータ書き換えの検討
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概要
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光源をセンターノード(CN)に集中化したWDMメトロ/アクセスネットワークにおいて波長資源の利用効率を向上するための手法を提案する.本手法においては,線形光増幅器と半導体光増幅器(Semiconductor optical amplifier : SOA)から構成されるWavelength channel data rewriter(WCDR)をリモートノード(RN)に配置する.WCDRはSOAの利得飽和特性を利用してCNからRNへ送出された波長チャネルのデータを除去する.さらにSOAの注入電流を変調することにより,該波長テャネルに新たなデータを付与してCNへと送出する.本稿では,まずSOAにより完全に抑圧しきれない残余ビットパターンによるWCDR出力信号の符号誤り率の劣化量を計算により見積もり,さらに本手法の動作確認実験について述べる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2003-01-16
著者
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武居 弘樹
Ntt物性基礎研
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武居 弘樹
Nttアクセスサービスシステム研究所
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武居 弘樹
日本電信電話株式会社nttアクセスサービスシステム研究所
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杉江 利彦
NTTアクセスサービスシステム研究所
-
杉江 利彦
日本電信電話(株)nttアクセスサービスシステム研究所
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