57.気管支ファイバースコープによる肺癌の診断について : 第12回肺癌学会九州支部会

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概要

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昭和46年から49年4月までに気管支ファイバースコープを施行した肺癌確診例76例,肺癌疑診例15例の計91例について,検討した結果を報告する.1)内視鏡直接所見は扁平上皮癌で91.5%.腺癌では68.4%.未分化癌70%で扁平上皮癌で高い.2)扁平上皮癌ではI型が多く,腺癌ではII,III型が多かった.3)内視鏡による生検・細胞診の確診率は扁平上皮癌97.9%,腺癌68.5%,未分化癌90%で腺癌で低率であり,確診例では88.2%,疑診例も含めると73.6%であった.4)内視鏡による細胞診の確診率は確診例では84.2%,疑診例を含めると70.3%であり,生検の確診率は68.4%で疑診例も含めると59.1%であった.
日本肺癌学会の論文
1974-12-30

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