7.胸膜転移癌3例に対するカルバゾールキノンの胸腔内注入経験 : 第49回肺癌関東支部会
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概要
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3例の胸膜転移癌に対し,主として「カルバゾールキノン」を胸腔内に注入した.1回注入量は1-2mg,注入間隔は1週1〜2回とした.本法により胸水中の異型細胞(3例共恐らく腺癌)は間もなく減少,胸水貯留も2例は減少した.またその中の1例は注入を中止すると再び異型細胞の増加を見,再開により再び減少した.この例はinvitroで本剤の有効性が示された.なお本法による肺癌への影響は乏しいようであった.
- 日本肺癌学会の論文
- 1974-12-30
著者
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