日本の楽曲の基本的特徴 : 音高について
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概要
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譜面情報はその楽曲に含まれる音楽情報を能率よく写像したものである。本論文は、日本の楽曲2,777曲(音符数274,737)を対象とし、その譜面情報の中の音高に着目して、その基本的な性質(音高の使用頻度、エントロピー、開始音、終止音、音域、音高の推移など)について検討した。その結果、連続する音符の音高差の使用度数はZipfの法則によく合っていること、また、曲当たりの大きさは音域が1オクターブ半で、音種は10個、音符は99個程度であること、など多く性質を明らかにすることができた。
- 社団法人日本音響学会の論文
- 1994-11-01
著者
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