方言データベースを用いた不特定話者単語認識

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概要

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不特定話者単語認識の対象となる実際の使用環境での発声には地域差、年齢・性別差、声の大小長短など幅広い話者属性のばらつきが含まれる。本稿では、このような環境で集録したデータベースから有効な標準パターンを作成する方式として、単語間のみだけではなく、上記話者属性に起因するデータのオーバラップをも除去しつつクラスタリングするDouble Shared Clustering法を提案する。本手法により作成した標準パターンを用い平均認識率、話者属性認識率を評価した。この結果、従来方式と比較し、本方式が幅広い発声のばらつきを持つ実際の使用環境において良好な性能が得られることが示された。
1988-07-01

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