両耳明瞭度の計算理論 : Loudness Parameter法
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
The calculation for the articulation index in the case of binaural hearing has been made possible by means of a new function, namely, the loudness parameter, as follows; In the case of the monoaural hearing, the articulation index A_m and loudness N_m are given by the equation (1) and (2). A_m=1/p⎰^∞_0W_m{E(α, f)}D(f)df=A_m(α, f) (1) N_m=⎰^∞_0N_f{Z(α, f)}F(f)df=N_m(α, f) (2) And in the case of binaural hearing, the loudness N_b is given as follows N_b=2⎰^∞_0N_f{Z(α, f)}F(f)df=2N_m(α, f). (3) Assuming that the articulation index A_b in binaural hearing is expressed by following equation A_b=A_b(α, f). (4) Elimination α in equation (1) and (2), we can express A_m in terms of N_m with a new function G_m, that is A_m(f)=G_m{N_m(f)}. (5) Similarly, A_b=G_b{N_b(f)}=G_b{2N_m(f)}. (6) Assuming G_m=G_b=G, (7) we find that A_b become A_b(f)=G{2N_m(f)}=G{N_b(f)}. (8) Therefore, A_b can be calculated with A_m, N_m and new function G. This G is named by us as "loudness parameter". And with the experiments, it was proved that the assumption G_m=G_b=G is held at any case.
- 社団法人日本音響学会の論文
- 1961-03-30
著者
-
吉田 登美男
拓殖大学:松下電器(株):(現)日本bgm協会
-
岩崎 俊一
東北大学電気通信研究所
-
永井 健三
東北大学 電気通信研究所
-
吉田 登美男
東北大学電気通信研究所
-
永井 健三
東北大学電気通信研究所
-
永井 健三
東北帝國大學附屬電氣通信研究所
関連論文
- 8-12 垂直磁気記録による画像記録
- 垂直磁気記録による録画実験
- 単磁極形狭トラック垂直磁気ヘッド
- 狭トラック垂直磁気ヘッド
- 垂直形磁気記録の記録再生特性
- BGMで生産性があがる?というむかしの話(音叉)
- 垂直磁気記録機構の計算機シミュレーション
- 3)微粉未磁性体のアンヒステレティックレマネンスに関する考察(第14回VTR研究委員会)
- 強磁性微粒子集合体の磁化曲線の解析
- 6a-D-11 Ni-Co電着膜の膜面の観察とその磁気特性
- 平成3年度春季研究発表会
- 音声の研究をエソロジーの立場で考える (音声研究)
- 追悼文 永井健三先生
- プロオーディオメーカの立場
- 学会の財政事情と問題点
- 両耳明瞭度指数W_b関数の理論的誘導
- 両耳明瞭度の計算理論 : Loudness Parameter法
- 品質論における定和法の応用について
- 立体音の本質は何か : 高級品質の因子分析
- 立体音の高級品質の尺度化について : 報告II
- 立体音の高級品質の尺度化について : 報告I ()
- 明瞭度試験による音韻の分析
- 立体録音における方向感の実験的検討
- 超短波用長距離給電線の伝送能率に就いて
- 4)垂直記録用磁気ヘッドの磁界分布(録画研究会(第26回))
- 2)記録磁界反転の影響について(第13回VTR研究委員会)
- 連続スパッタ法によるCo-Cr垂直記録媒体作成法の検討 : 画像情報記録
- Co-Cr垂直磁気記録媒体の表面性と耐久性との関連について
- 長手磁気記録の計算機シミュレーション
- フレキシブル垂直磁気ディスク装置におけるヘッド・媒体間インターフェースの実時間観察
- 垂直磁気記録媒体の磁化反転機構
- 海外における磁気録画技術の動向
- 磁気録音から録画まで
- 八木アンテナのことども
- 磁気記録で思うこと
- 磁気記録新技術への待望(テレビジョン学会創立25周年記念特集)
- 1)磁気記録研究の思い出(第8回 録画研究会)
- 磁気記録随想
- TV共同受信と螺線素子を利用した回路
- 広帯域変成器についての一考察
- 磁気記録用国産テープと試作テープ
- 磁気記録の発展の跡を顧みて
- 電解鍍金法による磁気記録材料について-1-
- TV共同受信設備からの漏洩電磁界に就いて
- 磁気記録の短波長特性について-1-
- G-Line並びに螺線型線路からの漏洩電界の測定
- C-Line並びに螺線型線路からの漏洩電界の測定
- 複数個帯域濾波器による明瞭度試験結果について
- 釜石地区テレビジョン受信試験について
- 搬送波に於ける電力線の伝送特性-3-
- 内導体を螺線にした定在波測定器の試作
- 内導体を螺線にした定在波側定器の試作
- 超短波帯域通過型濾波器
- 搬送波に於ける電力線の伝送特性-2-
- 超短波狭帯域消去型濾波器の設計
- 高周波偏倚磁界の動作機構-1・2-
- TV共同聴視用電力分配回路の一設計
- 録音材料の磁化と磁気特性の平均化
- 音片の共振尖鋭度に就て
- 磁気記録の歴史・動向・問題点 (磁気記録ハンドブック)
- 高周波バイアス録音法の検討
- 5 「国際磁気記録会議ならびに海外における磁気記録材料」
- 磁気記録の研究の跡を顧りみて(思い出のフロンティア)
- 磁気記録-総論
- 磁気録音の消磁機構に関する実験的検討
- 磁気録音における高周波偏倚磁化作用
- 多線条線路上の進行波の伝播
- 垂直磁気記録におけるスペーシング損失
- 単磁極形磁気ヘッドの正弦波波長応答
- 二層膜垂直記録媒体の記録特性について
- 垂直磁気記録におけるオフトラック特性
- 2 磁気記録機構と記録磁性体
- 1)磁気記録における減磁作用の解釈法(第6回 録画研究委員会)
- 4.録音, 録画(各技術分野における動向と展望 創立30周年記念特集)
- 垂直磁気記録の拡大モデル実験
- 磁気記録研究の一体験 : 発想の転換
- 垂直磁気記録
- 磁気記録について思うこと
- 垂直磁気記録
- 垂直磁気記録
- 温故知新
- S1-1 垂直磁気記録
- 垂直磁化モードを用いた高密度磁気記録
- 5-4記録(5.画像エレクトロニクス)(テレビジョン年報)
- 5-部門講演 高密度記録に関する研究の動向
- 6-部門講演 磁気記録の理論における最近の問題点
- 磁気記録再生機構について
- Co-Ni電着膜の磁性 : 磁性(薄膜と微粒子)
- 垂直記録用磁気ヘッドの磁界分布