音片の共振尖鋭度に就て
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概要
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周波數の安定である所謂定周波發振器として音叉發振器が用ひられる事は周知の通りであるが、之に用ひる音叉はその理論的解析が明確でなく設計上少からぬ不便があるばかりでなく、製作も亦厄介なものである。その外支持方法其他にも不滿足な點があり果して音叉が振動子として最良の形のものであるかどうかは檢討の餘地がある。筆者等は之に代るよう樣な振動子を求めて兩端自由なる棒の横振動を用ひて設計及び製作の容易な而も共振尖鋭度の極めて高い振動子を得た。之を音叉に對して音片と名付けた。本文に於ては音片の形状及びその共振尖鋭度に就いての實驗結果の二三に就いて報告を行ふ次第である。
- 社団法人日本音響学会の論文
- 1943-07-28
著者
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