有限要素法による3次元音場の非定常解析
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概要
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空間に有限要素法を時間軸に差分法を適用した非定常音場解析手法を, 一般的な形状の3次元空間に適用し, 本手法の有効性を評価した。対象空間として, 直方体形状の実験空間, 及び車室空間を取り上げ, インパルス応答に関する解析と実測との比較を行った。その結果, 実験空間では両者はよく一致した。また, 車室空間については, 初期反射音が支配的と考えられる初期波頭部はよく一致した。それ以降の時間領域では精度の低下が認められたが, 周波数軸上での振幅特性など定性的な特性はよく一致した。現実的空間での更なる精度向上のためには, 吸音壁境界条件に周波数依存性を織り込む理論上の取扱いが課題となる。
- 社団法人日本音響学会の論文
- 1996-09-01
著者
-
田口 東
中央大学理工学部
-
竹内 博之
松下電器産業株式会社
-
芹川 光度
松下電器・マルチメディア開発センター
-
片山 大朗
松下電器産業(株)
-
片山 大朗
松下電器産業 株式会社
-
芹川 光度
松下電器産業(株)
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