肺癌患者における細胞性免疫能の検討 : 臨床病期, 治療, 予後との関係について
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概要
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肺癌患者136例についてツ反, DNCB皮膚反応, PHA反応, T細胞の検索を施行した.DNCB皮膚反応, PHA反応は肺癌例が対照例に比べ低下を示した.ツ反, PHA反応, T細胞数は病期により差を生じた.放射線照射によりツ反陽性率は低下し, PHA反応も低下したが, 数ヶ月で回復を示した.生存率は病期の進行に従い低下を示した.III期症例においてはM_0群とM_1群に生存率の差を認めた.またIII期症例のうちPHA反応の高い群は予後がよかった.
- 日本肺癌学会の論文
- 1980-09-25
著者
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