頚損患者の排尿管理における尿道括約筋切開術の臨床的検討
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
(目的)頚損患者に対する排尿管理の目標は,カテーテル・フリーにし,なおかつ尿路合併症を起こさせないことである.経尿道的括約筋切開術を行った症例について効果,適応を検討した.(方法)対象は,急性期から無菌間歇導尿で管理した外傷性男子頚損患者のうち,括約筋切開術を中心とする手術的治療を行った133例(166回手術施行)である.対象症例は程度の違いはあるものの,全例,手術前から尿失禁が存在した.手術前後で尿流動態検査を施行し膀胱機能,括約筋反応の変化を観察し,手術後も定期ウログラムによる経過観察を原則とした.
- 社団法人日本泌尿器科学会の論文
- 1998-11-20
著者
-
熊澤 淨一
九州大学医学部泌尿器科
-
熊澤 淨一
九州大学医学部泌尿器科教室
-
熊澤 淨一
北九州市保健福祉局
-
岩坪 暎二
総合せき損センター泌尿器科
-
岩坪 暎二
北九州古賀病院排泄指導管理室
-
梶尾 恭平
福山泌尿器病院泌尿器科
-
梶尾 恭平
総合せき損センター泌尿器科
-
上村 敏雄
総合せき損センター泌尿器科
-
高橋 尚也
総合せき損センター泌尿器科
-
小橋川 のぶよ
総合せき損センター泌尿器科
-
梶尾 恭平
福岡市立こども病院
-
高橋 尚也
池井病院泌尿器科
-
上村 敏雄
宮崎大学医学部外科学講座泌尿器科学分野
-
岩坪 暎二
総合せき損センター 泌尿器科
-
熊澤 淨一
九州大学泌尿器科学教室
関連論文
- 複雑性尿路感染症に対する pazufloxacin 注射薬の臨床第 II 相試験
- 複雑性尿路感染症を対象とする経口用キノロン薬 balofloxacin と ofloxacin の比較試験
- 複雑性尿路感染症に対するgatifloxacinとlevofloxacinの比較検討
- 複雑性尿路感染症に対するgatifloxacinの用量設定試験
- 泌尿器科領域感染症に対するgatifloxacinの前期第II相臨床試験
- 複雑性尿路感染症に対する pazufloxacin と ofloxacin の二重盲検比較試験
- 男子淋菌性尿道炎・淋菌性子宮頸管炎に対する pazufloxacin の基礎的・臨床的検討
- 尿路・***感染症に対するgrepafloxacinの有用性の検討
- 複雑性尿路感染症に対する Fleroxacin の臨床効果および再発予防効果についての検討
- 複雑性尿路感染症に対するBO-2727の臨床用量の検討
- 神経因性膀胱の低緊張性膀胱による排尿困難に対するウラピジルと臭化ジスチグミンの臨床評価
- 浸潤性膀胱癌に対する術前動注併用全身化学療法の検討
- NM441の泌尿器科領域における臨床的検討
- 複雑性尿路感染症に対する Ciprofloxacin の長期投与による再発予防効果についての検討
- 尿路感染症に対するcefluprenamの使用経験
- 尿路感染症に対する経口用キノロン薬balofloxacinの臨床効果
- 複雑性尿路感染症を対象とする経口用キノロン薬 balofloxacin の至適用量設定試験
- 神経因性膀胱, 不安定膀胱, 慢性膀胱炎および慢性前立腺炎に伴う頻尿・尿意切迫感・尿失禁に対する塩酸イナペリゾン(HY-770U)の臨床評価 : 多施設二重盲検法による至適用量の検討
- 複雑性尿路感染症に対する prulifloxacin と ofloxacin の二重盲検比較試験
- 複雑性尿路感染症に対する Tazobactam/Piperacillin (TAZ/PIPC) と Piperacillin (PIPC) との比較試験
- 前立腺肥大症の重症度と有効性の基準判定と主治医判定の差異に関する検討
- 前立腺肥大症の重症度と効果判定基準の作成 : 予報
- 術後インポテンスに対するプロステーシス挿入術 : 第60回宮崎地方会
- 尿中HIV抗体検査の臨床的有用性に関する研究-全国11施設による協同研究-
- MVAC療法におけるグラニセトロン1日投与と3日間連続投与による制吐効果の比較検討
- 九州地方における女性尿失禁の実態調査 : 九州泌尿器科共同研究
- 九州大学泌尿器科学教室における1996年から1998年の3年間の臨床統計
- 尿路感染症におけるpazufloxacinの使用経験
- 前立腺癌患者における血中オステオカルシン値の検討
- 興味ある経過をとったDICを伴う進行前立腺癌の1例
- 九州大学泌尿器科学教室における1992年から1994年の3年間の臨床統計
- 症候性,無症候性副腎腫瘍105例における臨床的特徴
- [ラウンドテーブルディスカッション]市民生活と抗生物質
- 頚損患者の排尿管理における尿道括約筋切開術の臨床的検討
- 福岡県久山町における1993年度前立腺癌集団検診
- 高齢者の尿路管理における清潔間歇導尿法(CIC)の問題点 : アンケート調査を中心に
- マウスにおける自己免疫性男性不妊症モデルの確立
- 片側精巣損傷により誘導された対側実験的自己免疫性精巣炎(EAO)と不妊症のFK-506による抑制
- マウスにおける片側精巣損傷により誘導される"交感性精巣炎"と自己免疫応答
- 免疫性不妊モデルの確立とそのモデルを応用しての免疫抑制剤の治療薬としての可能性
- 両側精巣損傷による自己精巣細胞に対する遅延型過敏反応の誘導
- 腎盂尿管腫瘍475例の臨床的検討 : 九州泌尿器科共同研究
- 九州における副腎腫瘍 : 画像診断を中心とした検討
- 腎細胞癌におけるIFN-αによる術後補助療法と再発危険因子に関する検討
- 抗癌剤耐性の問題とその克服 : 第79回日本泌尿器科学会総会 : 泌尿器科領域における抗癌剤感受性試験の最近の動向
- SSY 座長のことば(サテライトシンポジウム「これからの泌尿器科医療に期待すること」,第97回日本泌尿器科学会総会)
- 複雑性尿路感染症に対する Tazobactam/Piperacillin (TAZ/PIPC) と Sulbactam/Cefoperazone (SBT/CPZ) との比較試験
- 難治性複雑性尿路感染分離緑膿菌のカルバペネム耐性遺伝子(bla_IMP)の検出
- 熱ショックストレス下におけるDNAトポイソメラーゼIIα遺伝子の発現上昇の機序
- 泌尿器腫瘍のシスプラチン耐性機序におけるチオレトキシンの関与
- 膀胱癌におけるcisplatin耐性機序に関する検討
- 泌尿器科 : 九州
- 副腎皮質癌の1例 : 抗癌剤耐性を含めた検討
- 難治性尿路感染分離緑膿菌の各種抗菌剤感受性の検討
- 上部尿路上皮内癌に対するBCG療法の経験
- Ligase Chain Reaction (LCR) 法を用いた Chlamydia trachomatis および Neisseria gonorrhoeae 検出用試薬の基礎的・臨床的検討
- 尿中における白血球機能の解析 : 感染尿および非感染尿における白血球CL反応の比較
- 大腸菌Type1線毛定着素(adhesin)と白血球とのinteraction
- 無症候性血尿の臨床的検討 : 第80回日本泌尿器科学会総会
- 腎髄質モデルとしての高浸透圧環境での白血球機能抑制のメカニズムの解析 : 第80回日本泌尿器科学会総会
- 腎瘢痕形成に対するウリナスタチンとステロイドの影響 : 第80回日本泌尿器科学会総会
- 進行精巣腫瘍におけるPBSCT併用大量化学療法の経験
- Ciprofloxacin 注射薬の後期第II相臨床試験
- Ciprofloxacin 注射薬の前期第II相臨床試験
- 性感染症学会 検査治療指針の解説
- MS線毛による腎瘢痕形成のメカニズムの解析
- 透析患者血清による白血球機能抑制について : 第80回日本泌尿器科学会総会
- 膀胱癌における抗癌剤耐性遺伝子の発現と耐性獲得
- 多剤耐性膀胱癌細胞株KK47/ADMにおけるP-糖蛋白、MRPの解析
- 膀胱癌におけるcisplatin耐性克服に関する検討
- Doxorubicin+verapamil併用膀胱内注入療法後の再発腫瘍における多剤耐性遺伝子産物(P-糖蛋白)の発現に関する検討
- 前立腺癌における血中PICP,ICTPの有用性
- 腹腔鏡下副腎摘除術 : 経腹膜的到達法の基本手技と成績
- 高齢者の排尿障害に対する清潔間欠導尿の有用性と問題点
- 新鮮 Stage D 前立腺癌のホルモン療法におけるUFT併用の近接効果
- 複雑性尿路感染症に対するpazufloxacinの用量検討試験
- 複雑性尿路感染症に対する Tazobactam/Piperacillin (TAZ/PIPC) の用量検討試験
- 九州における副腎腫瘍 : とくに副腎偶発腫瘍についての統計学的検討
- Stage D 未治療前立腺癌における化学療法の意義
- 腎保存手術の予後と臨床的意義
- Cyclophosphamide (CP) 誘導性免疫寛容 : ラット腎移植と肝移植の比較検討
- Cyclophosphamide (CP) 誘導性免疫寛容 : GVHD の予防の機序の解析とラット腎移植への応用 : 第80回日本泌尿器科学会総会
- 腎癌由来細胞株の転移能と接着分子発現の検討
- rhG-CSF併用M-VAC変法療法施行患者における好中球機能 : 第80回日本泌尿器科学会総会
- 前立腺癌組織における Proliferating cell nuclear antigen の発現に関する免疫組織化学的検討 : 第80回日本泌尿器科学会総会
- STDの診断と遺伝子検査 : Chlamydia trachomatis, Neisseria gonorrhoeae 感染症
- Neisseria gonorrhoeae, Chlamydia trachomatis
- ***クラミジア感染症
- 前立腺肥大症(BPH)とUDS : Pressure-Flow Studyを中心に : ウロダイナミックス(UDS)
- 病院スタッフは診療録をどう意識しているか
- 病院スタッフは診療録をどう意識しているか
- 世紀末の診療録管理から21世紀の診療情報管理へ
- 日本化学療法学会の展望
- 日本泌尿器科学会西日本総会 : 50年の歩み : 近代泌尿器科学確立の半世紀
- 単腎症例におけるシスプラチン投与後の腎機能変化に関する臨床的検討
- 尿中酵素によるメチルプレドニゾロンのシスプラチン腎障害予防効果の評価に関する臨床的検討
- 末期腎不全における生体防御能 : 活性型ビタミンD_3の果たす役割は?
- STD : 検査法と治療法の課題
- 新薬シンポジウムI: FC/TA-891
- 尿路における白血球機能と化学療法