膀胱癌に対する一時的血流遮断を併用した昇圧動注療法 : シスプラチンを主剤として

元データ 社団法人日本泌尿器科学会

概要

17例の膀胱癌に2チャンネル一時的血流遮断併用昇圧動注療法を施行した.使用した制癌剤は主としてCDDPである.評価可能症例は13例であり,その有効率は77%であった.有効例はすべてCDDP投与量90〜165mg/body(平均137mg/body)の一回の本療法で反応を示した.進行膀胱癌の5症例では,著明な腫瘍縮小とdownstagingが得られたためcurativeTUR-BTを施行することが可能であった.本療法は安全た手技であり簡単に施行できる.また,重大な副作用は認められなかった.通常の動注療法よりも比較的少量のCDDP投与量で良好な抗腫瘍効果が期待できるので,手術不能の進行膀胱癌に対して本療法は有用であると評価できた.

著者

大井 好忠 鹿児島大学医学部泌尿器科
川原 元司 鹿児島大学医学部泌尿器科
大井 好忠 鹿児島大学
川原 元司 鹿児島大学 大学院医歯学総合研究科感染症制御学
小野原 信一 鹿屋病院放射線科
白浜 勉 鹿児島大学医学部泌尿器科学教室
小野原 信一 鹿児島大学放射線科
篠原 慎治 鹿児島大学放射線科
篠原 慎治 鹿児島大放射線科
落司 孝一 鹿児島大学医学部泌尿器科学教室
小野原 信一 鹿児島大放射線科
山下 淳一 鹿児島大学医学部泌尿器科学教室
萱島 恒善 鹿児島大学医学部泌尿器科学教室
陳 英輝 鹿児島大学医学部泌尿器科学教室
柿木 敏明 鹿児島大学医学部泌尿器科学教室
萱島 恒善 鹿児島市立病院
萱島 恒善 鹿児島市立病院 泌尿器科
山下 淳一 筑波大
白浜 勉 鹿児島生協病院泌尿器科
陳 英輝 鹿児島大学医学部泌尿器科
柿木 敏明 鹿児島大
落司 孝一 肝属郡医師会立病院泌尿器科
柿木 敏明 鹿児島大学医学部泌尿器科

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