異学部間 cross-aged tutoring における学習過程としての認知的徒弟制
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概要
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協調学習などの研究の多くが肯定的な学習結果を示している.だが, 何(what)がいかに(how)して効果的な学習をもたらすかに関する研究は少ない.本研究では, 学習者達の対話の何が学習, とりわけ探究活動を支援するのかを明らかにすることを目的とし, コンピュータ・ネットワークを介した異学部間cross-aged tutoringを実践した.実践における対話の分析は, 探究(inquiry)方法のtutoringが学習者達の探究活動を支援していること, そして探究方法のtutoring過程が, モデリング・コーチング・フェーディングという認知的徒弟制と同一プロセスを経たことを示した.
- 日本教育工学会の論文
- 1997-08-20
著者
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