北部フォッサ・マグナ中央部の新第三系の堆積盆
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概要
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The Middle Miocene to Early Pleistocene marine sediments have a wide distribution in the northern part of Nagano Prefecture. In this area basin-forming movements became conspicuous since the Aoki age. Consequently three large sedimentary basins, that is the Komiji, the Takafu and the Hikage basins, were formed. These basins have a general trend of NNE-SSW. Since the Middle Pliocene time, another new tectonic movement took place in the central part of this area. The Orihashi sedimentary basin with a NE-SW direction was formed as a result of this movement. Deposits of the early stage in this basin were a large quantity of andesitic lava flows and pyroclastics (Arakurayama pyroclastics), which covered unconformably the lower Shigarami formation in some parts. It is remarkable that the younger basin-forming movement of the Pliocene time was characterized by a violent volcanism. Similar volcanism and tectonism are found also in the Hijiri (Komiji) and the Togakushi (Hikage) districts.
- 日本地質学会の論文
- 1976-12-30
著者
-
小坂 共栄
信州大学
-
竹内 章
大阪市立大学理学部地学教室
-
水野 学
新潟大学:北部フォッサ・マグナ研究グループ
-
鈴木 一久
東陵高
-
坂本 満
金沢大学:北部フォッサ・マグナ研究グループ
-
矢野 孝雄
鳥取大学地域学部地域環境学科
-
鈴木 一久
京都大学・理
-
竹内 章
大阪市大・理
-
杉山 茂
三祐システム開発センター:北部フォッサ・マグナ研究グループ
-
柳沢 昇
望星企業:北部フォッサ・マグナ研究グループ
-
竹内 章
大阪市立大:北部フォッサ・マグナ研究グループ
-
村山 進
秋田県産業労働部
-
矢野 孝雄
新潟大学理学部地質鉱業教室
-
村山 進
秋田県庁
-
柴田 憲一
大井中学校
-
柴田 憲一
大井中学校:北部フォッサ・マグナ研究グループ
-
矢野 孝雄
山陰支部 鳥取大学地域学部地域環境学科
-
杉山 茂
三祐システム開発センター
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