P-5 歯科材料に関する教育用エキスパートシステム

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概要

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コンピュータの知識ベースに専門家の知識やノウハウを備えておいて、コンピュータから適切な助言・診断・回答などを得られる「エキスパート・システム」が、様々な分野で実用化されつつある。ところで歯科材料は、そのほとんどが歯科医師, 技工士, 衛生士などによっていろいろと手を加えられて使われるものであるため、使用法についていろいろと疑問を感じたり、各種の失敗(鋳造欠陥, 義歯の欠陥など)を引き起こしたりすることは特にめずらしいことではない。従って、歯科材料の分野で、上記のような問題解決のために「エキスパート・システム」を利用することは有効であると思われ、本会第5回学術講演会(1985年4月・松本)に続いて、今回は歯科材料全般における、使用上の失敗の要因探索と各種質問(問い合わせ)の回答に利用することを試みた。なお将来的には、歯科材料の学習を総合的に支援するシステムの構築を目指している。
日本歯科理工学会の論文
1987-04-01

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