B-30 チタン鋳造用耐火模型材に関する研究

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概要

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演者らは、チタン鋳造用鋳型材の開発において、その耐火骨材の熱膨張量の不足を補う方法として、鋳型材粉末中に混入させた金属粉の鋳型加熱時の酸化膨張を利用する手段を採ってきた。本会第9回学術講演会において、エチルシリケ-トを結合材とした酸化膨張性ジルコンサンド鋳型材をチタン鋳造床用鋳型材として検討し、その有用性を見出し報告した。今回、ジルコンより熱膨張率が大きく、高温安定性に優れているマグネシアクリンカ-を骨材とするエチルシリケ-ト系鋳型材を試作し、これをチタン鋳造床用耐火模型材として使用することを検討した結果、金属粉の添加量がより少量で、適合性に優れた鋳造体を得ることができた。
日本歯科理工学会の論文
1988-09-01

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