B-32 リン酸カルシウム系セラミックスの熱膨張
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概要
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リン酸カルシウム系セラミック複合体の作製には, 複合化される材料間の熱膨張率の調和が重要となる。リン酸カルシウム系セラミックスを作製し、その熱膨張率を測定した。800℃までの熱膨張率は、水酸アパタイト(HAP)焼結体で13.7×10^<-6>℃^<-1>、リン酸三カルシウム(TCP)焼結体で14.8×10^<-6>℃^<-1>であった。両者の混在する焼結体では、複合則に従った熱膨張率の変化を示した。HAP焼結体は1000℃付近に膨張の変曲点が認められ、TCP焼結体では1200℃付近に相転移に伴う不連続点が存在した。
- 日本歯科理工学会の論文
- 1985-04-01
著者
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