B-33 添加金属粉末の酸化膨張を利用した鋳型材 : 粒度構成と熱膨張特性について

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概要

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演者らは純Ti及びTi合金の歯科鋳造用で、しかもZr粉末を数%混入させることにより、寸法適合性に優れる酸化膨張性マグネシア系鋳型材を、既に開発した^<1)>。この鋳型材は骨材結晶粒子の相転移による熱膨張量と異なり、金属粉の酸化膨張という不可逆的過程を利用しているので、高温で酸化焼成後、室温に冷却しても寸法補償が充分に達成できるような残留膨張率を示すことが利点の一つである。今回は、上述の室温冷却時の残留膨張率も含めて、鋳型材を構成するマグネシアの骨材粒子の粒度配合組成と寸法適合性の支配的因子である、熱膨張特性との関連性について検討した。
1986-04-01

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