システム理論と経済学
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概要
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システム理論と経済学、具体的にはルーマン流の社会システム理論とミクロ経済理論の間には、今のところほとんど交流はない。本稿は、両理論のアブローチの違いを明確なかたちで示すことによって、なぜ交流が生まれないのか、交流の可能性はあるのか、あるとすればそのメリットは何か、といった問いに答えようとするものである。これとほぼ同じテーマで書かれた3つの論文がすでにあるので、必要な部分を要約・紹介しつつコメントを加えるとともに、それらを総括して最後に筆者自身の見解を述べる。
- 2004-06-15
著者
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