環椎後弓形成異常による脊髄障害 : 1 例報告と文献的検討
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概要
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The authors report and describe the clinical features of a case of myelopathy caused by developmental anomaly of the posterior arch of the atlas. This clinical entity is very rare and only 6 cases have been reported up to the present. The 6 reported cases and our case have several clinical features in common. First, all patients were men. Second, patients developed such symptoms as spastic gait and hypersthesia after middle age. Third, the sagittal canal diameter was less than 10mm at the level of the atlas and less than 13mm at lower levels. Fourth, laminectomy or laminoplasty may be effective in alleviating symptoms. These features indicate that this disorder is a developmental anomaly associated with constitutional developmental cervical canal stenosis.
- 日本脊髄外科学会の論文
- 1999-03-31
著者
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橋本 信夫
京都大学大学院医学研究科脳神経外科
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寳子丸 稔
京都大学医学部脳神経外科学教室
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寳子丸 稔
京都大学大学院医学研究科脳神経外科
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橋本 信夫
京都大学大学院医学研究科脳病態生理学講座脳神経外科学
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