分散システムにおけるFair Shareプライオリティ・スケジューラ
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概要
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本論文ではStride SchedulingというFair-Shareスケジューリング手法の新しい実装とその方法のプライオリティスケジューリング法との組み合わせを提案する。このFair-Shareプライオリティ・スケジューラではユーザとプロセスにCPU時間を割り当てることが可能になり、またプロセスの実行順序を制御出来るので、インタラクティブなプロセスの応答時間を短くすることが出来る。このスケジューリング方法を評価した結果、短い時間間隔で効率的にCPUバウンドプロセスの公平なスケジューリングを実現出来ると分かった。最後にこの手法のインタラクティブプロセスに対応するための拡張を述べる。
- 社団法人情報処理学会の論文
- 1999-08-02
著者
-
山添 博史
京都大学情報学研究科
-
富田 眞治
京都大学情報学研究科
-
Moal Damien
京都大学情報学研究科
-
鶴崎 剛大
京都大学情報学研究科
-
増田 峰義
京都大学情報学研究科
-
伊達 新哉
京都大学情報学研究科
-
五島 正裕
京都大学情報学研究科
-
森 眞一郎
京都大学情報学研究科
-
Moal D
Kyoto Univ.
-
増田 峰義
京都大学大学院情報学研究科
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