ディジタル・アートとエンジニアリングの現在
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概要
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ディジタル・アートは, コンピュータとネットワークを活用した芸術である.例えば今まで, 一枚の絵が, 描かれている画面そのものだけでその価値を発揮したのに対し, この領域では, 作品がどのように創られ, どのように鑑賞者の感覚に伝達されるかという過程自体が重要視される.また, どんな技術や装置を組み合わせるのかというテクノロジーの編纂や, その進化にあわせて制作手法や表現手法を進化させることも必要である.私たちは, これまでにディジタル・アート固有の特徴を持つ創作システムを作品として制作してきた.その過程は, アートとエンジニアリングの協調作業として始まったが, 今では両者の境界線は曖昧になりつつある.作品制作過程の具体的な事例を紹介することで, その協調の重要性と課題を明らかにし, さらに今後の指針を示す.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1998-06-03
著者
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