SVMを用いたタンパク質2次構造予測
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概要
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タンパク質は200個程度の20種のアミノ酸の一次配列であり, 配列が折りたたまることによって、特異な立体構造を形成する。立体構造は、3種類の2次構造(螺旋形状のαヘリックス、シート形状のβシート、どちらにも分離できないコイル)の集合とみなすことができる。配列からの2次構造予測に対して70%以上の予測率を示すシステムとして、PHD^<1)>とPsiPred^<2)>が広く用いられている。これらは、配列の連続7〜21残基の情報を2段重ねした階層型ニューラルネットワークで処理することにより、2次構造を予測している。本研究では、階層型ニューラルネットワークの代わりに、Support Vector Machine(SVM)を用い、種々の条件で2次構造の予測実験を行なった。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2001-11-19
著者
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麻生川 稔
日本電気株式会社c&cメディア研究所
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麻生川 稔
日本電気(株)基礎・環境研究所
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麻生川 稔
日本電気(株)c&cシステム研究所
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麻生川 稔
Nec C&cシステム研究所
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麻生川 稔
日本電気(株)c&c研究所コンピュータシステム研究部
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麻生川 稔
日本電気(株)基礎研究所
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