HD/UD TV符号化用MEアーキテクチャ
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概要
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HD/UD(High Definition/Ultra Definition)画像符号化チップ開発では、画像サイズが大きいため、動き推定(Motion Estimation, ME)の処理量及びメモリアクセス量の削減は重要課題となる。本稿では、MEの処理量削減を目的とした、フレーム探索簡略化階層型MEアーキテクチャを提案する。本アーキテクチャでは、4分木階層型MEと共に、インタレース符号化におけるフレーム/フィールド適応予測に必要なベクトルを独立で探索するのではなく、先に求めたフィールドベクトルを候補としてフレームベクトルを求めるという簡略化により処理量の削減を実現している。更に、階層型MEに対して幾つかの制限を加えることで、画質劣化を視覚的許容範囲に抑えながら、メモリアクセス量削減を実現する手法を提案し、シミュレーション実験により、その有効性を確認した。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-03-31
著者
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山田 恭裕
(株)グラフィック・コミュニケーション・ラボラトリーズ
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佐藤 真樹
(株)グラフィックスコミュニケーションラボラトリーズ
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佐藤 真樹
株式会社グラフィックス・コミュニケーション・ラボラトリーズ
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佐藤 真樹
GCL
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森田 一彦
株式会社グラフィックス・コミュニケーション・ラボラトリーズ
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大山 公一
(株)グラフィックス・コミュニケーション・ラボラトリーズ
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花村 剛
(株)グラフィクス・コミュニケーション・ラボラトリーズ
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花村 剛
株式会社グラフィックス・コミュニケーション・ラボラトリーズ
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大山 公一
株式会社グラフィックス・コミュニケーション・ラボラトリーズ
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山田 恭裕
株式会社グラフィックス・コミュニケーション・ラボラトリーズ
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