動画像符号化における遅延とSNRの関係
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概要
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MPEG2動画像符号化では、符号化アーキテクチャと共に、符号化復号化の過程における画像データの並び替えやバッファサイズ等によって遅延が生じる。遅延量はBピクチャの有無などの符号化パラメータによって異なる一方、通信、放送などの用途では低遅延であることが要求される。一般に遅延と符号化効率はトレードオフの関係にあると言われているが、その関係は明確ではなかった。本報告ではMPEG2符号化において、符号化パラメータの違いによるこうした遅延と符号化効率(復号画像のSNR)の関係をシミュレーション実験により求めた。その結果、遅延とSNRの関係は画像の性質によって異なり、その関係は大別して3種類に分類出来ることがわかった。またMPEG2では低遅延符号化を実現するツールがそろっていることもわかった。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-02-23
著者
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大久保 榮
(株)グラフィック・コミュニケーション・ラボラトリーズ
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森田 一彦
株式会社グラフィックス・コミュニケーション・ラボラトリーズ
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大山 公一
(株)グラフィックス・コミュニケーション・ラボラトリーズ
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大山 公一
株式会社グラフィックス・コミュニケーション・ラボラトリーズ
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大久保 榮
株式会社グラフィックス・コミュニケーション・ラボラトリーズ
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