KJ法支援グループウェア実現方式の検討
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概要
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本稿では、PC・LANにおいてKJ法を支援するグループウェアの実現方式とその実験評価結果について述べる。複数のメンバーにより机上においてKJ法を実施する場合、カードの準備とそれを広げるためのスペースを必要とする。本グループウェアは、PC上でのカード作成と類似力ードのグループ化ができるエディタ(ここではこれをKJエディタという)を持ち、ネットワーク接続された複数のPCによる共同作業の実行を可能とした。画面表示は、机上でのKJ法に準じたカード表示と木構造を利用した階層表示の2種類を併用する構成とし、複数のユーザがリアルタイム・対面型で同じ画面表示を共有できる環境とした。実験においては、与えられたテーマをもとに複数のユーザの実行状況をビデオ撮影し、ユーザ別の実行時間、開いたウインドウ数、操作回数等について分析評価を行った。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-03-19
著者
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