モバイル環境におけるマルチグループアウェアネスの考察
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概要
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モバイル通信という新しい通信環境は、我々に新しい作業様式をもたらしている。新しい作業様式の上では、それに対応した新しい協調の仕方が求められる。「いつでも、どこでも」コミュニケーションを可能にするモバイル通信は、常時複数のグループに帰属した作業環境を提供する。そのような環境において、ユーザ間の協調作業を支援するためには、一つの状況から、各グループの性格に応じて、複数の異なったアウェアネス表現を生成することが必要である。本稿では、マルチグループアウェアネスの生成という課題を提起し、具体的な例を挙げることで、その実現イメージを示す。また、マルチグループアウェアネスの検討に用いる、サービスの可視化ツールについて述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-04-26
著者
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