感性指向製品の選択過程における他者の役割
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概要
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衣服や装飾品、インテリアなどのようにファッション性が重視される製品を、我々は感性指向製品と呼んでいる。感性指向製品を選択する場合には、スペック指向の製品と比べて、欲しいもののイメージを明確にし、それを伝えることが困難な場合が少なくない。我々は、感性指向製品の一つである衣服を取り上げ、その購買行動の観察を行なった。そして、消費者行動の意思決定プロセスのモデルを作成した。この観察と分析を通して、製品の選択において他者とのインタラクションが重要な役割を果たしていることが確認された。近い将来ネットワークを介した購買が普及すると考えられているが、その場合のシステムのユーザインタフェース作成においても、「他者の役割」がヒントになると考えられる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-03-06
著者
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