2000-HPC-81-6 PCアーキテクチャにおける遺伝的命令スケジューリングの適用実験
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概要
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RISC プロセッサの性能を上げるために遺伝的アルゴリズムを命令スケジューリングに応用することが提案されており, SPARCのUltra2プロセッサ上でGNU-Cコンパイラと比べ, 最大25.8%の性能向上が確認されている.今回の実験ではRISC アーキテクチャではない Pentium プロセッサ上で遺伝的命令スケジューリングを行い, その性能を評価した.その結果, Borland C++Builder4コンパイラと比べ, 最大5%の実行時間の短縮を確認した.また, SPARC プロセッサに対して効果の小さい要因として, FPU データレジスタがスタック構造であることや命令形式の違いが挙げられる.
- 2000-06-02
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