遺伝的アルゴリズムを用いた命令スケジューリングの試み
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概要
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RISCプロセッサの性能をあげるために遺伝的アルゴリズムを命令スケジューリングに応用することを提案する.これにより, GNU-Cコンパイラによるスケジューリングよりも高い性能が得られて, またマシンに依存しない安定した最適化が期待できる.Livermoreの24個のカーネルに対して遺伝的命令スケジューリングを3つのUNIXマシン上(Ultra2, Ultra1, SPARC)で行い, その性能を評価して最大25.9%の性能向上を得た.またこれより, 従来のスケジューリング方式が古いマシン特性に依存し, またレジスタによるデータ依存のオーバーヘッドを考慮していないことを明らかにした.
- 1998-12-11
著者
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